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平成23年度　小学生強化練習
西田孝宏先生の少年柔道教室開催について

8月3日（土）午前9時から午後4時まで、甲斐市立竜王武道館において、龍心館主催、山梨県柔道連盟並びに甲斐市スポーツ少年団の後援で、山梨県少年柔道強化事業の一環として山梨学院大学柔道部総監督の西田孝宏先生を講師にお招きし、「少年柔道教室」が次のとおり開催されました。

　午前9時から開始式が行われ、小・中学生150人が参加して始まりました。

　開会のあいさつ（龍心館米山団長）の後、山梨県柔道連盟第8代会長の中嶌和久先生が、柔道スポーツ少年団として35年もの長期にわたり柔道を通して青少年の健全育成にご尽力されたことは他の見本である、今後も一丸となって頑張って欲しい旨あいさつがありました。

　次に、講師の紹介のあと、西田孝宏先生の柔道教室が行われました。

西田先生は、第一に柔道は、礼を基本とすることが大切であることの説明がありました。
柔道の礼の違いについて、オリンピックや国際大会など他の競技で、試合相手に礼をしなくても勝者は勝者ですが、柔道は礼をしないと負けになること。これは、柔道だけである。
いかに試合相手を尊ぶことを説いた柔道精神について具体的に説明がありました。

　次に、強くなるには、集中した練習が大切である。柔道を始める人が最初から強いことはない。
一番集中した正しい練習をした者が一番強いとお話がありました。

浅見八瑠奈選手や山部佳苗選手についてもお話があり、特に浅見八瑠奈選手は、高校インターハイ優勝などなく山梨学院大学へ入学し、柔道を一生懸命稽古し、全日本女子体重別選手権大会優勝から世界選手権でも優勝した。
これは日々の努力によるものであるとのことでした。>/p>

　その後、西田先生の得意技の打ち込み方や崩し方、掛け方、投げ方、「小内刈、大内刈」の投げる方向や顔の位置など、重要なポイントを多く教えていただきました。

　柔道教室の終わりに、今後も山梨県の柔道レベルアップに協力していただけることを約束していただきまして、全員で立ち技乱取稽古を行い、強化訓練など行い、一日素晴らしい汗をかきました。お忙しいところ西田先生ありがとうございました。

県柔連 理事長　米山徳彦