少年部強化事業（海人柔道クラブとの強化練習）について

日時　平成24年3月31日（午前9時から午後4時30分）及び4月1日（午前8時30分から12時まで）
場所　甲斐市竜王武道館
内容　少年部指導委員会では、少年の強化事業の一環として、神奈川県の海人柔道クラブ 　　を招いて強化練習会を2日間行いました。

海人（カイト）柔道クラブの責任者後藤竜二先生は、関東選手権優勝や全日本選手権出場など素晴らしい成績を収めた先生で、現在講道館6段神奈川県警の警察官です、また奥様徳子様も全日本学生女子選手権大会で優勝されたことのある有名な選手で、2人が指導している海人柔道クラブはとても強いチームです。

今回は、東海大学の先輩、後輩（丸山哲央先生）の関係から竜王の武道館で練習をすることになり、海人柔道クラブは、選手17名（小中学生）指導者4名で来ていただきました。

本県は、小学生強化メンバーや中学生（竜王中学校、敷島中学校等）など130名が参加し、少年部委員やスポーツ少年団指導者など20名が参加し2日間しっかり練習をしました。

1日目は、午前中寝技の研究から始まり、後藤徳子先生の寝技の基本や素早く寝技で抑え込む方法を教えていただきました。その後寝技乱取稽古、午後は立技の打ち込みや乱取稽古3分7本を4セット行い汗びっしょりになって全員が頑張っていました。2日目は、午前中だけでしたが、寝技、立ち技とこの日もしっかり練習をしました。海人柔道クラブは、小学生も中学生も動きも早く、力も強く、技が正確で集中力があり、本県選手は大変勉強になりました。
特に、1日目の昼休みの時間に強くなる方法を私は見ました。それは、海人柔道クラブの選手達は、全員が昼食後しっかり眠って休憩をとっていました。
それに比べて本県選手は、道場を走り回り遊んでいました。午後の練習に備え体を休ませ、柔道に集中するためです。
この点でも全然違うなと感じました。わざわざ山梨まで来て集中のない練習をして怪我などすれば何にもなりません。
全日本級の指導者が指導するチームは、集中力を高めるためにしっかり休んで練習することを勉強させていただきました。
本県選手も、海人柔道クラブの良いところを参考にして関東・全国大会など上位成績を収められるようにこれからも、人脈を使い強いチームを招待して強化練習をしていきたいと考えています。

終わりに、海人柔道クラブの先生方、選手の皆さんのご健康とご活躍をご祈念申し上げるとともに、今回強化練習に参加していただいた中学の先生少年部やスポ少の指導の先生方に厚く御礼を申し上げ事業報告並びに御礼とさせていただきます。

副理事長（少年部指導委員長）　米山徳彦