平成30年度 山梨県柔道連盟 審判講習会

山梨学院大学
カレッジスポーツセンター研修室
(h30.05.13)


審判講習会の模様

審判講習会

審判講習会

審判講習会

審判講習会

審判講習会


山梨県柔道連盟主催審判員講習会開催

5月13日標記の講習会が、山梨学院大学カレッジスポーツセンター研修室において受講生県内の審判員など118名が参加し開催されました。

講師には、全日本柔道連盟審判委員会委員長の大迫明伸先生(全日本柔道連盟事務局参事審判統括役・講道館柔道八段・昭和63年全日本柔道選手権大会第3位)をお招きして、本年1月に改正された国際柔道連盟試合審判規定(2018〜2020)の説明を大迫先生の国内外での審判活動や審判委員並びに国際柔道連盟スーパーバイザーの体験から、より具体的事例を示し詳しく説明、また、映像など見せながら受講者に「今のどちらが勝ったか」難しい判断が多いことや「判断がつかない場合なかったことにする場合もある」など、改正ルールの分かりやすい説明をいただきました。

大迫先生は、特に今回の改正は、国際的に柔道を知らない人もわかるように改正がされたもの、少年の試合で両袖を持って相手を投げる映像を見せて、受講者は危ないと声を出す先生方もいました。

選手の危険防止のための改正でもあるとのことを強調しておりました。

閉講式に、神宮寺山梨県柔道連盟副会長から大迫先生には、大変お忙しいところ講師を務めていただき、感謝していることや全柔連の審判委員会委員長として国内国外と誠に多忙であり、お体をご自愛しご活躍されることを祈念し、我々受講生も改正規定をしっかり理解して今後の審判員活動に努めることを約束し本日のお礼のあいさつをいただき、無事終了することができました。

今後とも山梨県柔道連盟の審判員技術の向上など色々の面でご支援ご協力いただきますようお願いします。

理事長 米山徳彦


「コンプライアンス」を考える(メモ)

1 「コンプライアンス」が重要視される背景

(1) 日本経済の指標はやや上向き、国際経済に不安定要素、終身雇用の終焉派遣労働者の増加、超高齢化社会の出現、年金・介護への不安

(2) 社会全体の価値観は、安定・公平・公正にシフトしている

・・減点主義・集中砲火→調査義務・説明責任・結果公表・謝罪

→内部規律としての「コンプライアンス」の重要性が増大

2 「コンプライアンス」とは何か?

(1) 法令遵守

(2) 明文化されていない社会ルールをも遵守(社会・国民の常識)

3 コンプライアンス違反による責任→民事・刑事・懲戒・社会的制裁

4 全柔連の取組

(1) 過去の経緯

H24、ナショナルチーム監督・コーチの暴力・暴言事件発覚

H25・2第三者委員会発足・3月答申(暴力等の事実を認定、倫理指針欠如を指摘、暴力根絶・コンプライアンス体制確立を提言)

H25・4以降、山下副会長を中心に「暴力根絶プロジェクト特別委員会」発足、検討・協議、各種アンケート調査、ガイドライン作成

H26・4、コンプライアンス委員会発足

山下副会長を中心に「柔道MINDプロジェクト」活動開始

H27・4「暴力・体罰・セクハラ問題を学ぶためのガイドブック」作成・配布

H29・8、中・高女子選手を対象とするアンケート調査実施

(2) 柔道は人間教育(嘉納師範の教え、「MIND」プロジェクト)

(3) 柔道人口の減少(H18・20万→15万)、少年・少女人口頭打ち

→H27・7全国少年柔道協議会(「少柔協」)発足、少年柔道教室開催

(4)「重大事故ゼロ」運動の展開→「柔道の安全指導」発刊

(5)指導者保険制度の導入

5 散見される問題

(1)指導の際の暴力・暴言、親からの「希望」、セクハラ

(2)初心者・年少者に対する指導技術・能力の欠如、自分の経験を基に指導

(3)勝利至上主義⇔人間教育としての柔道

(4)部外者に対する横柄な対応

(5)組織のガバナンスに関する意識・能力の欠如

(6)悪しき伝統(先輩・後輩、段位上位者・下位者、「見て見ぬふり」、老害)