関東柔道「形」競技会について

毎年恒例の関東柔道「形」競技会が、8月6日（日）埼玉県立武道館において暑い中開催されました。（武道館内は涼しかったです。）
この競技会は、講道館柔道の「形」（投の形、固の形、柔の形、極の形、講道館護身術、五の形、古式の形）の関東ナンバーワンを決め、全国大会（10月22日）へ関東地区代表として出場させ、全国ナンバーワンは国際大会の出場権を獲得できる先ず初めの大きな関門大会です。
しかし、この関門が厳しいことは関東の柔道の｛形の神髄｝を志す者は誰もが知っている大会です。

埼玉、神奈川などの大きな県は、事前に予選会を実施し、その県のナンバーワンが出場します。

今年埼玉県の関係者に聞いたところ、小学生も入って形の競技会及び予選会を実施して、優勝者がこの大会に出場しているそうです。

中には、講道館の「形」の夏合宿を何回も経験した選手もいるそうです。
形はやるほどに難しくなると言われます。
本県も過去には、関東ナンバーワンも出ています。
頑張って練習すればいつかは関東を制し、全国形競技会に出られる日も来るかもしれません。
私たち執行部も形研究委員会と十分事業計画を練って、関東ナンバーワンを目指し取り組んでいかなくてはと感じました。

今回、本県からは、投の形・極の形、講道館護身術、五の形、古式の形の5つの形に、にそれぞれ次の選手が出場しました。

投の形　　　　取　風間辰也（笛吹支部）受　小池卓朗（韮崎支部）
極の形　　　　取　窪川正彦（警察支部）受　矢崎貞幸（警察支部）
講道館護身術　取　中村貴司（甲府支部）受　大木伸治（韮崎支部）
五の形　　　　取　市川光平（大月支部）受　宇津木峰隆（警察支部）
古式の形　　　取　渡邊俊也（警察支部）受　米山哲央（警察支部）

結果は、極めの形の窪川、矢崎組が3位入賞、五の形、古式の形が惜しくも4位でありました。
私は、短い練習の中で、投げの形も護身術も良くできたと思いましたが、上位成績には入りませんでした。
しかし、本当に緊張感ある形演武ご苦労様でした。
今回は事務方に徹しましたが、次回は是非とも何らかの形に挑戦してみたいです。

帰るバスの車中で、出場した先生方は、来年もこの大会に挑戦したいと、言っていました。
私たちも是非とも上位成績を目指し頑張って欲しいです。

それには、形は夫婦以上の関係まで会って心を読めるようになることが先決とのこと。
奥様から毎日何をしているのと言われるぐらい形を稽古してください。

全国大会の出場権を獲得したら、みんなでお祝いしましょう。・・・・全国も勝たないとね。

理事長　米山徳彦

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