会長挨拶

山梨県柔道連盟会長

令和7年度定期総会において、第10代の山梨県柔道連盟の会長に承認されました「小林幹生」です。

歴代会長の精神と業績を継承しながらも、執行部及び会員皆様のご意見をくみ取りながら、変えるべき所は変え継承すべき所は継承しながら業務を推進していきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。


会長就任にあたっての施策について

まず、今後の業務推進の取組の柱として、仲のいい山梨県柔道連盟を築いていきたい。
「融和団結の精神で取組んで行きたいと決意しております。
人間の組織ですので、意見が食い違うことは、当然のことであり、食い違わないほうがおかしいのであります。
意見の違いは、登山で言えば、登り口が違うだけで頂上は同じはずです。そうであるならば、相手の意見を尊重し、その着地点を見つけ出そうとするところに、相手に対する思いやりを感じ良好な人間関係が築いていけると私は信じています。
その精神的な共有こそが「精力善用・自他共栄」の精神に繫がっていくと考えます。
「精力善用・自他共栄」とお題目のように唱えても、自己の振る舞い、つまり人生の生き方の所作そのものに、その精神が体現されていなければ、私は本物の柔道家として認めることはできないと思うのは私だけではないと思いますが、いかがでしょうか?
柔道を志した者が、社会で職場でなくてはならない人材として活躍している姿をみることこそ、嬉しいことはありません。
先生の精神を社会で体現し、社会を補益できる人材育成こそ究極の目的として捉え愉快に朗らかに前進していこうと思いますので、宜しくお願い致します。

次に、活動方針の3本柱とし

(1)後継者の育成と人材の確保後期高齢化社会の中で、後継者の育成は、喫緊の課題であります。各種事業を通して、後継者の発見とそれに伴う人材の育成をしていきたいと考えます。

(2)柔道競技者の拡大と競技力向上を目指す。
柔道競技者の拡大は、全国的な課題でもありますので、いろいろと知恵を絞りながら、とにかく柔道を修行している人は、老若男女問わず子供から大人まで礼儀正しく、親切であり、困った人に寄り添う人格者であることを、世間の方に認知してもらうことが、遠回りのようで一番の近道であると確信します。
簡単に言えば、「柔道をしている人は、いい人が多いいね!」と思っていただけないと、柔道人口は減ることがあっても、増えることはないと考えます。
「柔道即社会」を合言葉に拡大の一助にしていきたいと思います。
次に、強化につきましては、連盟の強化部を中心に2032年山梨県国民スポーツ大会を一つの目標に捉えて、特に小学4年生以上を中心に強化をしていきたいと考えています。

(3)健全な財政の執行限られた予算の中で、無駄を省き少ない予算の中でも効果的かつ有効的な執行を心がけていきたいと考えてます。

以上、「融和団結」を基本理念として、令和7年度山梨県柔道連盟は新体制となって船出をしました。
どうか、関係各位の皆様方には、山梨県柔道連盟の発展のためにご指導ご鞭撻を切にお願い申し上げ会長就任の御挨拶とさせていただきます。


山梨県柔道連盟発足(昭和24年3月)
山梨県柔道連盟が発足し現在まで、74年が経過しました。
その間歴代の会長がご尽力され、現在に柔道連盟があるわけです。
歴代山梨県柔道連盟会長は次のとおりです。

初 代  中山 透(昭和24年3月~昭和23年3月) 2年間
2代目  浅川源澄(昭和26年4月~昭和47年3月) 21年間
3代目  雨宮琢磨(昭和47年4月~昭和54年3月)  6年間
4代目  河野友男(昭和54年4月~平成 6年12月) 16年間
5代目  松木幹之甫(平成7年1月~平成13年3月) 6年間
6代目  市川光宣(平成13年4月~平成15年3月)  2年間
7代目  長田定光(平成15年4月~平成25年3月) 10年間
8代目  中嶌和久(平成25年4月~平成25年3月令和5年3月)10年間
9代目  米山徳彦(令和5年4月~令和 7年3月) 2年間
10代目 小林幹生(令和7年4月~)


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